失くしてしまった歯を取り戻したい
「別に1本くらい抜けても大丈夫でしょう?」
いいえ、残念ながら、そうではないのです。
そのままにしておくと、こんなことが起きてくるのです
抜けた歯をそのままにしておいて起きてくること7つ
1.歯の噛み合わせが悪くなる
2.歯が傾いたり、下の歯が抜けると上の歯が伸びたりする
3.顔にシワ・たるみが出てくる(よく口の周りにしわがよります)
4.よく噛み砕けないまま飲み込むため、消化器官に負担がかかる
5.発音がしずらい、話がしにくい
6.抜けた歯が気になって、コミュニケーションが消極的になる
7.あごの骨がやせてくる(歯が抜けたあとの歯槽骨は、その役割を終えたと思い、減っていきます)
では、どうしたらいいのでしょうか?
失った歯を補うためには、3つの方法があります。
人工の歯で補うことができます。
人工の歯の種類3つ
1インプラント
2入れ歯(義歯)
3ブリッジ
どの人工の歯が最適か?は、それぞれの患者さんのお口の状態により異なります。
どうせ新しく人工の歯を入れるのであれば、悔いのない選択をしたいと思いませんか?
「もう少し、ああいう風にしたかった」
「言いたいことが言えずじまいだった」
「こんなこと聞いたら、おかしいかしら?」
どんなことでも気にせずに、何でもお話くださいませ。
当院は無料でCTが撮れます!
インプラントをするためには、CTで撮影した3Dの骨のデータが欠かせません。
なぜか?
歯や歯ぐきがどうなっているかを考えればわかります。
普通のレントゲンは2D、つまりタテとヨコです。
CT撮影で分かるのは3D、つまりタテヨコと「高さ」です。
インプラント以外の治療をする際にも、3Dで歯と骨の状態を確認できるCTは強い武器になります。
他の医院に行くことなく当院内で撮影が出来ますので、患者さんの手間と時間を取らせません。
人工の歯の種類 その1 インプラント治療
インプラントとは?
費用はかかりますが、治療後は失ってしまったご自分の歯にほぼ近い状態に仕上がります。
入れ歯やブリッジのように、ずれたり歯に食べ物が挟まったりすることがなく、きちんと噛むことができるので、消化器官にも負担がかからず脳に良い刺激も与えられます。
⇒インプラントについての詳細はコチラ
人工の歯の種類 その2 入れ歯(義歯)
入れ歯については、下記ページをご覧ください。
人工の歯の種類 その3 ブリッジ
失った歯の部分の左右の歯を削り「橋げた」にして失った部分を補うことから「ブリッジ」と呼ばれます。
⇒ブリッジについての詳細は下記の表をご参照ください。
それぞれのメリット・デメリット
インプラント |
ブリッジ |
入れ歯(義歯) |
|
審美 | ◎ | ○ | △ |
ほぼ天然歯と変わりません。 見た目を気にされる場合は、さらにハイブリッドやセラミックなどもできます。 |
保険ですと奥歯は銀歯になりますが、前歯はプラスチックもできます。その場合、見た目の良さはあまり期待できません。 見た目を気にされる場合は保険外ではありますが、ハイブリッドやセラミックもあります。 |
義歯を入れる場所によりますが、義歯は基本的には針金で、歯に引っ掛けますので、奥歯であれば見た目は良いです。 見た目を気にされる場合は保険外で、針金なしなどできます。 |
|
噛み心地 | ◎ | ○ | × |
自分の歯と同じような感覚で噛むことができる。 | 固定式なのであまり違和感がない状態で、噛む事ができます。(ただし隣の歯が健康な状態のときです。) | 噛み心地が悪く、硬いものを食べにくい場合が多いです。 | |
手入れ | ◎ | ○ | × |
手間はかかりません。 基本的に、歯ブラシを使用して磨きます。歯間ブラシ、フロス等を併用すると、なお良いです。 |
手間がかかります。 なるべく丁寧に歯磨きをして、歯とブリッジの間に、歯垢(プラーク)が溜まらないように気をつける必要があります。 ブリッジを装着するために削られた部分の歯は、エナメル質を失っているので虫歯などに非常になりやすいです。もうこれ以上歯を失わないためにも、十分なお手入れを心がけて下さい。 |
手間がかかります。 総義歯、部分義歯のように取り外しがきくものは、口から外して、義歯用ブラシや洗浄剤を用いて、清掃します。 取りはずした後のお口の中に、食べかす等が残って歯垢とならないように、お口の歯磨きも忘れずに行って下さい。 |
|
他の歯への負担 | ◎ | × | △ |
全くありませんので、インプラントも隣の歯も長持ちします。 | まず、健康な歯を削る必要があります。部分義歯も、ブリッジも、隣の健康な歯を支えにするために削ったり、支える力が加わるために、ストレスやダメージを受ける上に、歯磨きが難しくなるので、 虫歯や歯周病になりやすくなるリスクが高まります。歯の健康に気を配る必要があります。また、歯が抜けた部分の歯槽骨がやせやすい です。 | 針金をかけた歯に負担がかかります。 また、歯が抜けた部分の歯槽骨がやせやすい です。 |
|
耐久性 | ◎ | ○ | △ |
一番長いです。 約10年間で95%がもっているという統計がありますが、他のものより長持ちするため、何年と言うことは難しいです。 |
約8年前後です。メンテナンスをしっかり受けることにより寿命を長くすることが出来ます。 (支えとなる歯の強度によって、耐久性に個人差がでます。) |
約4年前後。 メンテナンスや使い方で大きく変わってきます。保険外の義歯のほうが耐久性はあがります。 |
|
治療期間 | △ | ◎ | ◎ |
骨とインプラントがつくまでで3~6ヶ月間、インプラントに人工の歯を連結するためのパーツを取り付け歯肉か治癒するまで、1~6週間ほど待ちます。 | 3~4回の通院が必要です。 | 4~5回の通院が必要です。 | |
治療費用 | × | ○ | ◎ |
自費診療となるため、他の治療より高額です。 | 保険適用なら治療費が低額で済みます。 | 保険適用なら治療費が低額で済みます |
インプラント |
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審美 | ◎ |
ほぼ天然歯と変わりません。 見た目をきにされる場合は、さらにハイブリッドやセラミックなどもできます。 |
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噛み心地 | ◎ |
自分の歯と同じような感覚で噛むことができる。 | |
手入れ | ◎ |
手間はかかりません。 基本的に、歯ブラシを使用して磨きます。歯間ブラシ、フロス等を併用すると、なお良いです。 |
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他の歯への負担 | ◎ |
全くありませんので、インプラントも隣のはも長持ちします。 | |
耐久性 | ◎ |
一番長いです。 約10年間で95%がもっているという統計がありますが、他のものより長持ちするため、何年と言うことは難しいです。 |
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治療期間 | △ |
骨とインプラントがつくまでで3~6ヶ月間、インプラントに人工の歯を連結するためのパーツを取り付け歯肉か治癒するまで、1~6週間ほど待ちます。 | |
治療費用 | × |
自費診療となるため、他の治療より高額です。 |
ブリッジ |
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審美 | ○ |
保険ですと奥歯は銀歯になりますが、前歯はプラスチックもできます。その場合、見た目の良さはあまり期待できません。 見た目を気にされる場合は保険外ではありますが、ハイブリッドやセラミックもあります。 |
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噛み心地 | ○ |
固定式なのであまり違和感がない状態で、噛む事ができます。(ただし隣の歯が健康な状態のときです。) | |
手入れ | ○ |
手間がかかります。 なるべく丁寧に歯磨きをして、歯とブリッジの間に、歯垢(プラーク)が溜まらないように気をつける必要があります。 ブリッジを装着するために削られた部分の歯は、エナメル質を失っているので虫歯などに非常になりやすいです。もうこれ以上歯を失わないためにも、十分なお手入れを心がけて下さい。 |
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他の歯への負担 | × |
まず、健康な歯を削る必要があります。部分義歯も、ブリッジも、隣の健康な歯を支えにするために削ったり、支える力が加わるために、ストレスやダメージを受ける上に、歯磨きが難しくなるので、 虫歯や歯周病になりやすくなるリスクが高まります。歯の健康に気を配る必要があります。また、歯が抜けた部分の歯槽骨がやせやすいです。 | |
耐久性 | ○ |
約8年前後です。メンテナンスをしっかり受けることにより寿命を長くすることが出来ます。 (支えとなる歯の強度によって、耐久性に個人差がでます。) |
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治療期間 | ◎ |
3~4回の通院が必要です。 | |
治療費用 | ○ |
保険適用なら治療費が低額で済みます。 |
入れ歯(義歯) |
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審美 | △ |
義歯を入れる場所によりまが、義歯は基本的には針金で、歯に引っ掛けますので、奥歯であれば見た目は良いです。 見た目をきにされる場合は保険外で、針金なしなどできます。 | |
噛み心地 | × |
噛み心地が悪く、硬いものを食べにくい場合が多いです。 | |
手入れ | × |
手間がかかります。 総義歯、部分義歯のように取り外しがきくものは、口から外して、義歯用ブラシや洗浄剤を用いて、清掃します。 取りはずした後のお口の中に、食べかす等が残って歯垢とならないように、お口の歯磨きも忘れずに行って下さい。 |
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他の歯への負担 | △ |
針金をかけた歯に負担がかかります。また、歯が抜けた部分の歯槽骨がやせやすいです。 | |
耐久性 | △ |
約4年前後。 メンテナンスや使い方で大きく変わってきます。保険外の義歯のほうが耐久性はあがります。 |
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治療期間 | ◎ |
4~5回の通院が必要です。 | |
治療費用 | ◎ |
保険適用なら治療費が低額で済みます。 |
インプラント治療について~このような手順です
STEP1 診断と治療計画
インプラント治療は、CT撮影が必須です。
診断をして、十分なカウンセリングをして、患者様がご納得されてから治療を開始します。
STEP2 インプラント手術
局部麻酔のもと、顎の骨にチタン製のインプラントを埋入(まいにゅう)します。
CTで撮った画像を元にして作ったガイドを使います。
このインプラントが、新しい歯の土台となります。
STEP3 インプラントと骨の結合期間
インプラントを埋入したあと、インプラントと骨の結合が得られるのを待ちます。
しっかりとくっつくまで3~6ヶ月間かかります。
この期間、可能であれば仮歯を入れておきます。
※インプラントがくっつくまでの期間は、骨の状態など様々な条件により異なります。
STEP4 人工の歯を連結するパーツ取付
インプラントが完全に顎の骨と結合したら、インプラントに人工の歯を連結するためのパーツを取り付けます。
この状態で歯肉か治癒するまで、1~6週間ほど待ちます。(個人差はあります)
STEP5 インプラントに人工の歯を取りつける
インプラントに被せる人工の歯を作り、取り付けます。
STEP6 インプラント完成
お疲れ様でした。
インプラント治療後は、歯科医院でのケアと自分での日々の歯磨きを両輪に、入れたインプラントを大事にしていきましょう。
定期的にメンテナンスにいらしてくださいませ。
定期的にお会いすることでお話も弾みます。
インプラントの小冊子を差し上げております。
「ホームページで見ても、いまいちわからないな・・。」
当院ではインプラントの小冊子を差し上げております。
小冊子だと家族とも知識の共有ができ、理解が深まります。
お電話にてお気軽にご請求くださいませ。
当院では、インプラント手術の道具に『ピエゾサージェリー』を使用しています
3次元超音波振動によって、硬い組織(歯や骨)を削ります。
インプラント手術に用いられるドリルは、骨や歯の周囲にあるやわらかい組織(歯ぐきや粘膜など)を巻き込んでやわらかい組織を傷つける可能性があり、非常に危険なリスクを伴いました。
(インプラント埋入、その他の口腔外科的手術時には、『卵の薄皮』ほどの薄さしかない粘膜に触れなければならない場合もあります。)
しかし、「軟組織を傷つけない安全機構】を持つピエゾサージェリーは、やわらかい組織(歯ぐきや粘膜など)を傷つける事を最小限におさえ、インプラント手術ができます。
今まで不可能とされていた手術も可能にした、画期的な機械なのです。
インプラントのメリットは?
インプラント(Implant)とは「植え付ける」という意味です。
歯科でのインプラント治療とは、一般的には「人工歯根治療」を指します。
歯が抜けた時、代わりに自分の歯に近い人工の歯を「植立」することで、自分の歯に最も近い感覚を取り戻せます。
食事や見た目などの日常生活においても、自分の歯を取り戻したような感覚になります。
インプラントの最大のメリットは「天然歯に近い噛み心地を取り戻せる」ことです。
また「見た目がきれい」「周りの歯に負担をかけない」「人工の歯が骨と結合し、違和感がない」などのメリットがあります。
インプラントの種類により、手術は1回か2回の場合もありますが、回復がとても早いです。
技術が進歩し、安全で効果の高い治療法として認知されてきています。
ブリッジから入れ歯から変えた場合のイメージ図
インプラントの治療例
前歯の場合
※以下の治療には個人差があります。
周りの歯を犠牲にすることなく、インプラントにより自然で美しい歯を取り戻せました。
奥歯の場合
入れ歯のときは、金属のバネで固定するもガタツキがありましたが、引っ掛ける金具もなく、口の中がスッキリと広くなったと大満足されていました。
当院が導入しているインプラントシステムについて
信頼と実績の高い「ノーベル・バイオケア社のインプラントシステム」を導入しています。
1965年にスウェーデン人のProfessor P.I. Branemark (ブローネマルク教授)により、世界で初めて骨と結合するインプラントが歯科医療に臨床応用されてから、50年以上が経ちます。
ノーベル・バイオケア社は、世界で初めて近代インプラントシステムを展開したパイオニアです。
料金
1. 基本治療費:286,000円(税込)
(1本:診査料・手術料・フィクスチャー・アバットメント代)
2. 上部構造
【A】メタルクラウン(PGA:白金加金):110,000円(税込)
【B】メタルボンド(金属にセラミックを焼き付けた被せ物):121,000円(税込)
【C】オールセラミッククラウン:132,000円(税込)